八戸市水産科学館マリエント

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八戸市水産科学館マリエント
〒031-0841
青森県八戸市大字鮫町字下松苗場14-33

2022年08月27日(土)緊急特別企画展!新たな栽培・養殖魚種の増養殖体制構築事業 幻のカレイ『マツカワ』の稚魚展

マリエントでは、下記の通り、「新たな栽培・養殖魚種の増養殖体制構築事業 幻のカレイ『マツカワ』の稚魚展」を開催いたします。
 青森県の海面漁業の経営は、回遊性資源のスルメイカ、サケ等の漁獲量の減少が続き、危機的状況にあります。
 その一方、養殖業の生産量は、ホタテガイとサーモンを主体に安定していることから、近年、沿岸性の栽培魚種としてアイナメの資源増産や、養殖魚種としてマツカワの種苗量産の要望が増えてきています。


しかし課題もあり、マツカワの場合、養殖用種苗の量産体制の確立が必要なこと、青森県栽培漁業振興協会でのマツカワ種苗の量産にはヒラメ種苗との疾病の感染予防対策が必要な事などが挙げられます。
 よって本県における持続可能な漁業への展開に向けて、新たな魚種の資源増産や種苗量産の体制を構築し、栽培・養殖漁業の一層の発展を目指しています。
 マツカワは「幻のカレイ」、「カレイの王様」と呼ばれる希少かつ高級なカレイです。ヒラメ、キツネメバル、アイナメと共に、4魚種稚魚生産体制への挑戦の一翼を担うだけでなく、サーモン(ニジマス)に次ぐ海面養殖魚種として期待されています。



今回展示する稚魚は、本年3~4月に孵化し、現在生後約4ヶ月です。稚魚の姿を見ることができる大変貴重な機会となります。
是非ご覧下さい。                     










■開催期間:令和4年8月27日(土)~


■開催場所:八戸市水産科学館マリエント3階展示室


■実施体制:


(主   催)八戸市水産科学館マリエント


(協   力)青森県農林水産部水産局水産振興課・公益社団法人青森県栽培漁業振興協会    


■展示魚種:マツカワ(稚魚)30匹

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